「思考に反応しない」
暴走するポチを落ち着かせるための心得です。
また我が家のエピソードを例に出しますね。
毎朝起きない長女。目覚ましをいくつもかけて耳元で鳴っていても起きない。
起きられないというだけで学校に行けず、留年も見えてきました。
毎朝起こしても起きない長女を見て思うこと。
「ここでどうにかしないと、この子はダメになる」
そして、「いい加減にしなさい!」と怒鳴る、けれど起きない、イライラする展開に。
この勝手に浮かんでくる思考は、私達の経験や記憶から作り出されるものです。
思考は生き物で、私ではありません。
言うならば、起きない長女を前に思考が私の肩を叩いてこう言う。
「ねぇねぇ起きないね、このままいくと留年決定じゃない?やばいよねぇ」と。
この思考に対して「そうだよね!やばいよね!」と即座に反応してはいけないということです。
「へぇーーーーーーーそうかもね?」です。
否定も肯定もせず、放って置く。
距離を置き、ポチが発動しないように落ち着かせておく。
だって怒っても起きないですもんね、わかってるのに言ってしまう。
ご自分のことに置き換えてみても、勝手に繰り広げられる自己否定の嵐は、私とは違う生き物の仕業です。
まずは「へぇーーーーーーー」で思考と距離を置いてみましょう。
人生で幾度となく押し寄せる、修羅場を乗り越える力になること間違いなしです。
私もやってみます。へぇーーーーーーー