今日は娘の中学校の卒業式でした。
中学校の3年間はあっという間ですね。
小学校の6年と比べると、ほんとに秒で過ぎ去ったような感覚です。
娘が中学に入った頃はまだコロナの余波が続いており、
在校生なしの入学式から始まり、授業参観もなく、全く中学の様子がわからない状態でした。
3年生になってからは制限がなくなり、修学旅行も京都・大阪にいくことができました。
授業参観や学校行事も再開され、伸び伸び過ごす娘やその仲間たちを間近で見ることができ、
当たり前の日常がありがたいと感じました。
今日の卒業式では、様々な方から卒業おめでとうのお言葉をいただきました。
これから前途多難なことがあるかもしれないけど、中学での経験を生かして、
ここに仲間がいるからがんばるんだよ、と。
ありがたいお言葉だったけれど、
ただ、ひとつもココロに刺さりませんでした。
たったひとりのためでもいから、
たったひとりのココロに届くような具体的なエピソードや
お話をしてもらえたら良かったのになと思いました。
すべての子供達に届けようと話すことは
結局誰のココロにも刻まれない。
たったひとりのために話す言葉は、
結構いろいろな人のココロに残る。
そして、子どもたちは感性が豊かだから、
想いがこもっているかどうかは見抜いてしまうんだろうなと思いました。
ある人は「平和に貢献できる人になって下さい」と話され。
とても素敵な願いだけど、
まずは自分を満たすことを教えてほしいと思いました。
自分が幸せで満たされていなかったら、周りに幸せを届けることはできないからです。
自分が幸せになろうとすることは自己中ではない。
堂々と自分を大切にすること、自分を守ること、自分を知ること、愛することに全力を尽くす。
日本人の自己肯定感の低さは有名です。
大人でもできてる人は少ない、なぜなら学校で教えないからです。
友だちと仲良く、人と協力して、規律を守って、勉強して、
自分を大切に、自分の気持ちや感覚に意識を向けることは教えてもらえません。
実はたくさんの大人も迷子になってる。
平和に貢献なんてしなくていい。
自分のココロが穏やかで平和であれば、きっと周りにも広がっていくはず。
人を許したり、優しくしたりできるはず。
まずは私達親が、大人がココロ穏やかであること、
幸せであること、笑顔で暮らすこと
その土台があれば、子どもも伸び伸び過ごすことができると思う。
おうちを居心地のいい場所にしたい。
ホッとできる、逃げ込める場所でありたい。
怒るママを卒業したいと思ったときの目標でした。
親である私が幸せであること、笑顔でいることが
子どもたちの大きな安心材料になってると思います。
少し忘れかけてたことを、今日思い出させてもらいました。
子どもたちがハッピーのスタート地点になれるよう、
まずは自分が幸せであることを実践していこうと思います。