こんばんは。今日はとてもつもなく情けない話をします。
前回、玉ねぎの皮を剥くには「利他的な行動をすること」というお話をしました。これが全くできない自分なのに、皆様からの温かい想いをいただき、心底情けないと感じた超個人的なお話です。
今日は、新潟市で初めてのヨガフェスティバルが開かれました。私はボランティアとして参加しました。ボランティアって聞くと、利他的な行動をとる、自分の利益はさておき、人のお役に立つ行動というイメージがありますよね。
もともとインスタからメッセージいただき、ボランティアを引き受けることにしました。ヨガ講師としてはまだまだで学びや、横の繋がりが増えるかも、というメリットを見込んでの参加でした。スタートから利他的な行動ではない〜
当日に至るまでには色々な準備があり、初めての開催ということで主催者はじめ、主要メンバーの皆さんはとても忙しく奔走していました。
しかし、私は自分も仕事を増やしたから、今は余裕がない、という理由で、お手伝いをすることができませんでした。というか、前向きに積極的にお手伝いをする気持ちになれなかったのです。
なぜか?理由は自分への自信のなさからでした。自分が傷つくのが怖くて、自分を守りたくて近づいていくことができませんでした。一緒にボランティアをするヨガ講師、登壇するヨガ講師の皆さんが素敵で眩しくて、自分と比較しては辛いとか、見たくない気持ちに囚われていました。当日だけ言われたことをしっかりやればいい、そんな気持ちでいたのです。主催者の方や他のボランティアの皆さんに申し訳ない気持ちです。
そして、今日1日ボランティアとして参加させていただき、とてつもない学びをいただくことができました。とてつもない情けない気持ちと同じくらい、素晴らしい皆さんに沢山の刺激をいただきました。ヨガってほんとにいいですね。ヨガを実践する方々は皆さん謙虚で、人を大切にする方ばかり。ヨガ講師の端くれとして、こんな素晴らしい方々のようになりたいなと改めて思いました。
美人で、スタイルが良くて、人気があって、ヨガの知識も経験も技術も持っていて、高嶺の花のようなキラキラオーラの講師の方々。でも決して天狗になっていたり、高飛車な態度を取ることもなく、みんな優しくて思いやりがあるんです。私は勝手に想像した相手と自分と比較して、卑屈になって、ココロを閉ざしてしまっていました。
こんな素晴らしい経験をさせていただけるボランティア、もっと真剣に参加していればよかったと反省しました。主催者の方はじめ他のスタッフの方々も本当に温かくて、優しくて、謙虚で、状況を見て積極的に人のために行動してかっこよかったです。一方、私はどんなときも自分優先で、受け身で、傲慢でした。そして仕事ができるわけでもなかった(笑)とても楽しかったけど、めちゃくちゃ情けない自分に気づくことができた、そんなヨガフェスボランティアでした。
玉ねぎの皮を剥く作業は、ココロの痛みを伴うそうです。しっかり反省することで、自分のこれまでの歪んだ考え方や価値観、ものの見方を変えることができる。他人のせいにするのではなく、自分が原因だったと理解することも大切なんだろうと思います。
ヨガ講師になって以来、ずっと周りのキラキラオーラに卑屈になっていました。私はキラキラオーラは出せない、と勝手に落ち込んでいました。
周りのヨガ講師はライバルで、お客さんを取り合う敵のように感じていました。でも今日わかりました。
この素晴らしいヨガを広げるために活動をする仲間だとわかりました。自分ひとりでは何もできないけど、この仲間と一緒なら、ひとりでも多くの方にヨガを知ってもらうことできる。こんなココロ強いことはない、小さくまとまらないようにしたいですね。みんなと一緒なら遠くに行けそうですよね。
こんなふうに思っていても、また卑屈になることがあるんですよね、なかなか人間変われないです。でもこんな出来事があった、「私あのとき学んだじゃん」ということで、残しておきたいと思います。
長々読んでくださり、ありがとうございました。